泥棒がよく狙うシニア世帯について

高齢者が狙われやすい

2010年で65歳以上の高齢者は2,958万人となっており、高齢者は夫婦や一人ぐらいなど、少数世帯で暮らすところも増えています。
そして2010年の犯罪の中で、65歳以上の高齢者の被害は13万件以上となり、10件に1件の割合で被害に遭っています。
最も多いのが窃盗であり、続いて詐欺となっています。

高齢者が狙われる背景としては、防犯意識が低い、痴呆などによって対応できない、力が弱っているなどの理由があります。
昔からの週間で家の鍵をかけないという方も多く、そのために狙われやすいです。
また高齢者はお金を持っている場合も多く、タンス貯金などで自宅に現金を沢山貯めているところもあります。

空き巣にとっては高齢者は、たとえ犯行中に出会ったとしても、体力が弱いので優位に立てるという点も、高齢者が狙われやすくなっています。

詐欺も多い

高齢者が狙われる場合は、詐欺事件に巻き込まれるケースもあります。
有名なオレオレ詐欺は高齢者が狙われやすく、例え息子を装って電話をしてきても、それが偽物だと判断できずに、犯罪者の言いなりになりお金を渡すケースもあります。

高齢者自身が身も守るには、自身の意識の改善が必要であり、家を外出するときは必ず鍵をかけるなどの行為も大切ですが、自分で判断する前に周囲の人への相談も必要です。
オレオレ詐欺で電話がかかってきたとしても、自分で判断せずに息子や娘に確認するなどのことをすべきでしょう。

その家が外から見ても高齢者のみとわからないようにする工夫も大事です。
表札は家族人数分の名前を記載するのではなく、苗字だけを書いておく、郵便物を貯めない、家族構成が分かるものは外に出さない、などのことをしましょう。
夜間は全ての部屋を電気をつけておく、若い男性用の下着を洗濯物として干しておく、などの偽装をして、わからせないことも防犯性を高めます。

周囲の手助け

高齢者は自身だけでは判断できず、そのまま犯罪に巻き込まれるケースもあります。
高齢者だけの単身世帯があれば、近隣の住民が時々確認にいくなど、コミュニティを作るのも良いでしょう。

また高齢者は犯罪に巻き込まれるばかりでなく、怪我や病気で動けなくなっても、助けを呼べないこともあり、中には孤独死する人もいます。
そのようなことを避けるためにも、定期的に周囲の住人などが確認に行くと良いでしょう。
また高齢者の家で、いつも干している洗濯物がかかっていない、新聞受けに郵便物が溜まっている、夜になっても照明が付いていないなどのことがあれば、万が一のことを考えて大丈夫か部屋まで確認にいく方が良いでしょう。
高齢者ほど病気にもなりやすいので注意が必要です。